2010年12月29日水曜日

“モモエリピンク”にこだわった――桃華絵里さんが語る「LOOX M」コラボモデル

 富士通は3月26日、人気モデルの“モモエリ”こと桃華絵里さんがデザインを手がけた「LOOX M」コラボレーションモデルの発売記念撮影会を実施した。2010年PC春モデルとして登場したNetbook「FMV-BIBLO LOOX M」がベースで、3月25日より3000台限定で販売されている。価格は6万4800円だ。

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 “モモエリ”コラボモデル
は「自分自身(桃華さん)が使いたいパソコンを作る」というコンセプトで、2009年の夏ごろからデザイン開発が行われてきた。桃華さんは「見てかわいいパソコン。例えば持ち歩いて使うときでも、コスメグッズのつまったバッグに一緒に入れていてかわいいと思うものにしたかった」と振り返る。特にこだわったのはボディカラーのピンクで、その色合いについては 関連検索
富士通のデザイン部と協議を重ねた。「ピンクにもいろいろあります。濃いときついイメージになるし、薄いと甘くなりすぎる。微妙な色合いのピンクにこだわりました。“モモエリピンク”ですね」と桃華さん。また、富士通のロゴもピンクで統一されているが、これは富士通史上初めての試みだという。

 桃華絵里さんがデザインしたNetbookといえば、日本 seo 検索
エイサーの“デコパソ”を思い浮かべるが、大きく異なるのは富士通のコラボモデルが商品として出荷されている点だ。富士通の広報は「あちらはデコレーションを盛ったコンセプトモデルで買うことはできませんが、こちらはNetbookの価格帯で購入できます」と、実際に購入して利用できることを強調する。「実は底面もピンクに塗装した試作バージョンはあったのです UGG
が、桃華さんが『裏は黒くてもいいので安く出したほうがいい、高価で買いづらい商品よりも、使ってほしいユーザー層が手に取りやすいものにしたい』という希望から、心置きなく(底面は)黒のまま出しました」(同社広報)。

 桃華さんは「(天面の)ハートマークは幸せの象徴。見て幸せになれる、そんなパソコンです。わたし自身キャバクラで働い
ていたので“夜のおねーさん”に人気が出るとうれしい。でも、年を重ねた女性もかわいいアイテムは小物で取り入れたいと思う人もいるそうなのでみんなに使ってほしいです」と“モモエリ”デザインのLOOX Mを幅広い女性にアピールした。なお、モモエリコラボモデルに合わせたケースやバッグの製品化も検討しているという。

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引用元:RMT ワイアード リアルマネートレード総合サイト

2010年12月3日金曜日

過激さと快適さ,そして圧巻のグラフィックスが融合


2010年に入ってから,街のアチコチでゴッド?オブ?ウォー IIIのプロモーションが見られるようになった。画像は,アメリカのセブンイレブンにあるフローズンコーラとのタイアップ。カップにあるコードを入力すれば,Morpheus Armorという,刺青まで青くなってしまう特製スキンが入手できる
 現地時間2月24日,Sony Computer Entertainment America(以下,SCEA)はロサンゼルスの多目的イベントホール,Siren Studiosで,北米で3月16日の発売が予定されている三人称視点のアクションゲーム,「ゴッド?オブ?ウォー III」(原題:God of War III)の完成披露会「グローバルメディアデー」を開催した。
 ゴッド?オブ?ウォーシリーズといえば,PlayStation 3のユーザーでなくとも名前ぐらいは知っているであろう有名シリーズ。開発はSCEAのサンタモニカスタジオが行っており,過去2作(「ゴッド?オブ?ウォー」「ゴッド?オブ?ウォーII 終焉への序曲」)の北米での販売総本数は580万本にも達するという人気作である。

 トレードマークである激しいアクションが,日本でもコアなゲーマー層を中心に注目を集めており,徐々にファン層を拡大しつつあるという本シリーズ。日本では,完全日本語版が3月25日に5980円(税込)という,かなり“攻撃的”な価格でリリースされる予定になっており,さらに三部作を一つのパッケージにした「ゴッド?オブ?ウォー トリロジー」のリリースも決定している(関連記事)

 ゴッド?オブ?ウォー IIIは,シリーズ初のPlayStation 3向けタイトルとなるわけだが,長い期間をかけて制作したというゲームエンジンは圧巻。美しいグラフィックスとド派手な演出にはさらに磨きがかかっており,PlayStation 3向けタイトルの新しいマイルストーンになりそうな気配だ。2010年にリリースされる作品の中でも,記憶に残る一本になるのは間違いない。

 南北アメリカ地域,そして日本から合計で100人ほどのメディアが集まった今回のイベントでは,ゲームの序盤だけではあるものの,参加者がじっくりゲームをプレイし,制作者の話を聞くという趣向になっていた。ゲームのファーストインプレッションの前に,少々くどいかもしれないが,ゴッド?オブ?ウォーシリーズの大まかな流れをおさらいしてみよう。

ハリウッドにある会場で行われたのは,ゴッド?オブ?ウォー IIIの導入部分を遊び尽くすというイベント。すでにマスターアップしているので,続きも遊ばせてもらいたかった


オリュンポスの神々と,“戦の神”クレイトスの終わりなき戦い


 ゴッド?オブ?ウォー IIIのバックグラウンドにあるのは,誰でも名前ぐらいは聞いたことがあるはずの「ギリシャ神話」だ。「ゼウス」や「アポロン」といった,よく知られるギリシャの神々が現れる以前,地球を支配していたのは母なる大地「ガイア」から産み落とされた「タイタン族」と呼ばれる神々だった。
 このタイタン族の一人で,リーダーでもあった「クロノス」に反旗を翻したのが,ほかでもないクロノスの息子のゼウスと「ポセイドン」,そして「ハデス」の三兄弟であり,彼らはクロノス達との戦争に勝ち,タイタン族を幽閉してしまう。そして,ゼウス達が新たに定めた住まいが聖なる山,オリュンポスだった。


 ゲームの主人公クレイトスは,ゼウスが人間の娘に手を出して生ませたという「ヘラクレス」と同じような生い立ちで,神がかった能力を持ちながら生身の肉体を持つ「デミゴッド」(半神)だ。そして,ゴッド?オブ?ウォーでは,このクレイトス自身が,父ゼウスがかつて自分の父に行なったのと同じように,父を攻め滅ぼそうとするのである。

 ギリシャ神話でゴッド?オブ?ウォー(戦の神)といえば,ゼウスと正妻「ヘラ」から生まれた男性神「アレス」のことを指す。アレスは,十二神の一人であるアテネとの仲が非常に悪かった。ゴッド?オブ?ウォー第1作でも,自分がパトロンをしている都市アテネが狂暴なアレスに攻撃されていることに腹を立てたアテネが,クレイトスに「アレスを殺すと,おまえの悪夢を消すことができる」と忠告するところから始まる。
 アテナもアレスも,いってみればクレイトスの異母兄弟の関係にあるわけだが,「父と子の戦い」や「兄弟の戦い」などのドロドロとした家族関係が,なんともギリシャ神話らしい。

 第1作では,ストーリーが進むに連れてクレイトスの悪夢の内容も詳しく解き明かされ,スパルタ兵士団の隊長だったクレイトスは,実はアレスの意のままに動く奴隷のような存在であるという関係が明らかになる。アレスの罠に落ちたクレイトスは自分の家族を手にかけてしまうのだが,やがて,そうしたオリュンポスの神々の無慈悲さに気づき,激怒したクレイトスはアレスを倒し,自らが「戦いの神」になるのだった。

 戦いの神になったクレイトスは,ギリシャ全土を統一しようとスパルタ兵を使って激しい侵略戦争を繰り返すが,これを快く思わなかったゼウスは,クロノスから王座を奪ったときに利用した「オリュンポスの剣」を使ってクレイトスを騙し,さらにはいたぶり殺してしまう……というショッキングなオープニングで始まるのが,続く第2作だ。
 クレイトスが冥府の支配者ハデスのもとに送られようとしているときに,幽閉されていたガイアの助力を得て命を取り戻し,復讐の旅に出る。それからいろいろあって,最後は解放されたタイタン族とともにオリュンポスに向かって侵攻していくという,意味深なエンディングで,この第2作は終わる。


ゴッド?オブ?ウォーの方程式は,過激さと快適さ,そして圧巻のグラフィックスの総和


 今回,ゴッド?オブ?ウォーのメディアイベントで試遊できたのは,オープニングムービー終了の直後から,リバイアサンとの戦闘まで。リバイアサンは,とんでもなく巨大なモンスターで,首のあたりから太い足が何本も生えており,その足で地面を踏み鳴らしてクレイトスを攻撃したり,口から光線を吐いて攻撃する。
 ゴッド?オブ?ウォー IIをプレイしたことのある人なら,ゲームのオープニング部分で巨大なコロッサスと戦いながらゲームの操作法を学んでいくという名シーンを記憶しているはずだが,今回もリバイアサンを使って操作を学んでいく仕掛けになっている。ゴッド?オブ?ウォー IIIは,従来作の“ゲーム体験”(Game Experience)を損なわないよう,慎重に作られているのだ。

 プレイした序盤部分で非常に興味深かったのは,ゲームの始まりからポセイドン
引用元:エターナルカオスNEO(NEO) 情報局